研究領域


◆ 研究分野、主な関心領域
マクロ経済学(金融政策を含む)、公共経済学 、財政学、社会保障 、金融工学の応用 等


◆ 主な研究テーマ
1. 財政・社会保障の公的債務と世代間衡平性
(Keywords) 世代間衡平性、ゼロサムゲーム、動学的効率性、暗黙の債務、Barro理論
現在、我が国の財政や社会保障は、暗黙の債務も含め、膨大な公的債務を抱えています。これは、Barro理論等が成立しない限り、その負担は若年世代や将来世代に押し付けられ、世代間格差を引き起こす可能性を示唆します。すなわち、得をする世代と損をする世代が存在している可能性があります。このため、この問題について、世代間衡平性の観点から、研究を進めています。
研究分野: 理論経済学 、 応用経済学 、 経済政策
2007− -

2. 人口内生化と世代間資源配分の効率性
(Keywords) 人口内生化、少子化対策、世代間資源配分、効率性
また、人口経路を内生化すると、Conde-Ruiz et al(2004)等が指摘するように、世代間での実行可能な資源配分は凸集合でない可能性があります。このため、上記や少子化対策等の関係を含め、この問題について、世代間の資源配分の効率性の観点から、研究を進めています。(注:Conde-Ruiz, Gimenez and Perez-Nievas(2004)"Millian Efficiency with Endogenous Fertility")
研究分野: 理論経済学 、 応用経済学 、 経済政策
2007− -

(リンク) Research Papers in Economics(経済学分野の論文アーカイブサイト)上の情報(MyIDEAS)

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